白膠木(黒) ~ヌルデ (ブラック)~

  • 白膠木(ヌルデ)の色素による天然染料を使用し、染色しました。クロムや他の金属を一切使用しないベジタブルタンニン鞣しです。

白膠木(ヌルデ)は、ウルシ科ヌルデ属の落葉高木。かつて幹を傷つけて白い汁を採り塗料として使ったことに由来するとされている。
聖徳太子が蘇我馬子と物部守屋の戦いに際し、ヌルデの木で仏像を作り馬弘革社の戦勝を祈願したとの伝承から、別名カチノキ(勝の木)と呼ばれている。

ヌルデの葉にはヌルデアブラムシが寄生し虫こぶ(虫嬰:ちゅうえい)を作る。虫嬰には黒紫色のアブラムシが多数つまっている。この虫嬰はタンニンが豊富で、鞣しに用いられたり黒色染料の原料になる。
空五倍子色(うつふしいろ)とよばれる伝統的な色をつくりだします。
かつては既婚女性、および18歳以上の未婚女性の習慣であったお歯黒にも用いられたものです。

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